私が大学生の頃、もう少し遡ると高校生で受験を控えた頃の話です。
私が通っていた高校は私学の進学校でとにかく名の通った学校、いわゆる早稲田とか慶應とか上智とか、そういった大学に進学するといいという風潮が非常に強かった感じがしました。
私自身もその波に乗り一生懸命勉強をし、そして受験を終えて大学生になって行った訳ですが、大学に通ってコンパやサークルやアルバイトに明け暮れる生活をしながら、楽しい中にも「はて自分は何をやっているのだろう…」という疑問が残ったことも確かです。

無難なところといったら、その学部が好きで目指していた方には申し訳ないのですが、英米文学という学部が自分自身に引きがなかったという事実も、自分の疑問を大きくする要因でもありました。

今では随分そういうことがなくなった気がするのですが、子供の学校を見ていても、早くから職場見学をさせて、暫定的であっても将来の職業や目標を決め、それにあった進学先を本人に考えされる機会を多々設けてくれてあります。
自分の子供はと言えば、なかなか稚拙で、そういった教育の成果は全くあがっていないのですが、それでも環境として、先を考え、道筋を考えさせるという意味では非常に有意義なことをして頂いている感じがします。

さて、大学選びの話に戻りますが、やはり大学は社会に出る前におおいに学べる大切な月日だと思います。
その学部が自分の好きとやはり異なる、何か違うと考えてしまうことがあるとその四年間、二年間、六年間が非常に残念な時間になってしまうと思います。

今は理系ニーズが非常に高いのですが、社会のニーズだけに流され、大学や学部を選ぶのはいかがなものかと思うのです。
環境に合わせるということも非常に大切なのですが、大学というのは社会にでる一歩前、まだまだ人としては発展途上であることも忘れて欲しくないと思うのです。
学びたいことをしっかりと見極め、偏差値やネームバリューだけでなく、自分の足で前もってその大学を見学に行き、教授陣の話が聞けるのだったらその機会を有効に利用し、第一希望からすべりどめと言われる大学まで決めて頂きたいと切に思うのです。

私の年齢だと大学を卒業してからも何年も経ちました。
けれども、そこでふと周りを見て思うのが、やはり大学時代を有効に使っているな、そして将来につなげているなと感じることができる人は早くからしっかりと将来を見据えて、社会の情勢等ではなく、きちんと自分自身の適正、適職を見極めている方が、環境が多いに変化してもしっかりとした職業を持っていたり、生活をされている印象が強いのです。

後悔しないためにも、しっかりと自分自身の目で足で、大学を見極め、一般論ではなく、自分にあった大学選びをして頂きたいと思います。

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